キライなあいつをスキになりました。





私は、私達の部屋から少しだけ離れたところにある休憩所で、足を止めた。




それに続いて、後ろにいた伊吹くんも足を止める。






「あの......」






うわ......なんか、すっごく緊張する......






謝るだけなのに......





「なに?」






「今日......心配してくれたのに、私、呑気にお猿さんと遊んでて............心配してくれたのに......ごめんなさい......」





ふう、言えた。





言えた、言えたよ美生!!!!!!