キライなあいつをスキになりました。





「じゃ、じゃあとりあえず、始めよっか!」






私の一言で、美生と春輝は探しに歩いていった。







「じゃあ俺たちも探すかー。あっちとか行ってみる?」






「うん!」






私達はそう言って、貝殻を探し始めた。






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「ないね~......。」





「ねえな......。」





はあ、あると思ったのもつかの間。






貝殻1つ落ちていない。






「なんで~。海といえば貝殻なのに。ね、伊吹。」






と、目の前にしゃがんでいる伊吹を見ると、顔を真っ赤にしていた。






????





「どうしたの?顔真っ赤だけど。」







「い、いや......その......あんま、かがまないでくれ。どこ見ればいいのかてんぱっちまう。」






え?






ど、どいうこと?






「む、胸だよ。」






..............................カァァァァ......。







「あっ......ご、ごめん......!」






「いや、別に......俺、あっち探してくる。」







そう言って、顔を真っ赤にしたまま、伊吹は向こうの方へ探しに行った。






い、伊吹のあんな真っ赤な顔、初めて見た......。






まあ、全然気にしてなかった私が悪いんだけどね......。






.............................あれ?






「あっ!貝殻!」






砂をかきわけていたら、ひとつの貝殻を見つけた。





「すっごく綺麗......。」






早速伊吹に報告!






っと思って伊吹を探してみると、どこにも姿が見えなかった。





どこに行ったんだろう......?






伊吹の行った方向へ歩いていくと......






「あっ!伊吹!......!?」







女の人たちに囲まれていた伊吹がいた。






伊吹、逆ナン......されてる?






いや、あれは間違いなく逆ナン......。







どうしよう......。






困っていると、私に気づいた伊吹が近寄ってきた。