キライなあいつをスキになりました。





「あはははっ」





私の笑い声に、じゃれあい(言い合い)をやめたふたり。





「ふたりとも仲いいんだね!いつからそんな仲良しになったの?」





「仲良くねえよ!」






私の質問に即答した伊吹。






何もそんなムキにならなくても......。






「買ってきたよー!」





そこへ、ちょうど小山くんと美生が、飲み物を持って歩いてきた。





「わー!ありがとう!」





コーラは冷たくて、すっごく美味しかった。






「この後何する?」





小山くんがそう言った。







「んー......ビーチバレーもしたし......泳いで競走もしたし......なんかあるかな?」






私がそう言うと、春輝が口を開いた。





「じゃんけんでペア作って、貝殻を多く見つけた方が勝ちってのは、どう?」






「あ!それいいかも!楽しそう!」





小山くんが言った。





「私もそれいいと思う!」





私も賛成して、美生も、伊吹も賛成した。






ーーーーーーーーーー結果。





美生と春輝。




私と伊吹。





小山くんは残念ながら審判役に。





美生となれなかったことが、よほどショックだったらしく、向こうの方でどんよりとした空気を漂わせている。