キライなあいつをスキになりました。





たくさん泳いだし、たくさん遊んだから、私も既にクタクタだった。






パラソルの下に座ると、隣に伊吹にが座ってきた。






ち、近い......。






パラソルもそれほど大きいわけじゃないし、ビニールシートも大きくないから、仕方ないかもしれないけど、それでもあとひとり分は入る幅が余ってるよね.....。





もう少しそっちに行ってほしい......。






だって、心臓がバクバクするんだもん。






春輝は、砂浜の上にしゃがんでいた。






「は、春輝!」






私が呼ぶと、春輝はこっちに振り向いた。






「ん?」





「ここ、座りなよ!」





私はそう言って、どけようとしたけど......






「え?いいよ、奏ちゃんは日陰にいな。俺は大丈夫だから。」




そう言って、結局私は伊吹と隣同士に座ることになった。