陣地に戻ると、休憩時間になった。
「美生、トイレ行こ!」
「いいよ。」
私は美生を誘って、トイレに行った。
このあと起こることに、なんの恐怖も感じずに。
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トイレは一般の人も使用するために、私たちが言った時には既に混んでいた。
「うわあ......どうする?美生。」
「んーとりあえず並ぶしかないね。」
「そうだね~......あ、私飲み物買ってくるから、美生並んでて!」
「はーい。」
この時に、飲み物なんて買いに行かず、そのまま美生と一緒にいたら、あんな目には合わなかったのに。
