「うるせえな。いいだろ別に。俺歩くの早いし、歩くの好きだから。」






「え、歩くの好きって何それっ。理由になってる?」




「なっ!!!うっせえな!!!いいだろ!ほっとけ!!!」





顔を赤らめて言う伊吹。





最近の伊吹はすぐ顔を赤くして、恥ずかしそうに下を向く。





伊吹はものすごく照れ屋さんなんだろうなあ。





「ふふっ......じゃあちょっと申し訳ないけど、送ってもらおっかな。歩くの好きみたいだし。」





「お、おお。分かれば、いんだよ。」





「はいはい。」