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放課後。
私は、隣のクラスの男の子に呼ばれ、今、その男の子と対面している。
この状況は、なんとなく......わかる。
恋をしたことのない私だけど、こういうのは初めてじゃない。
「す、好きです!!!!!入学したときから......。よ、よければ付き合ってください!!!!」
顔を真っ赤にしてそう言う男の子。
毎回は私は、悲しくなる。
「ごめんなさい。私、恋とかわからなくって......そんな気持ちで付き合うのはだめだと思うし......だから、ごめんなさい。」
恋について全く知識のない私を好きになってくれて嬉しい半面、相手の恋を叶えれない悲しさも半分ある。
