「あのさ、名前のことなんだけど。成宮君って呼ばれてもどっちも成宮君だから区別がつかないじゃん?だから俺のことは、優って呼んでよ?」
キラキラな笑顔で言ってきた。
男の人を下の名前で、しかも呼び捨てなんて呼び慣れてないから恥ずかしいな。
私がもじもじしているとじれったそうに言ってきた。
「早く優って呼んでよ。リンちゃん。」
もうどーにでもなれー!
「………ゆ…う…くん………」
恥ずかしさに負けて君ってつけちやったけど、大丈夫かな?
心配になって優君の顔をみると、顔を少し赤らめて
「こ、今回は優君で我慢するよ!」
と言ったかと思えば、またいつもの笑顔に戻って
「先に風呂に入ってくるね。」
と言ってリビングを出て行った。

