そう思いたった私はカレーを作り始めた。 料理には自信があった。 お母さんの手伝いをよくやっていたし、学校での料理実習の時だってよくほめられていたから。 作り始めてから数十分たったとき、誰かが階段からおりる音がした。 そしてリビングに顔をだしたのは成宮君だった。 「風呂、入ってもいい?」 「あ、うん!いいよ。」 今自分がこんな会話をしているのが信じられない。 毎日見るだけが日課だった私がだよ。