そんな話なんかどうでもいい


そう思えば何も悩まなくて済むから


そう言い聞かせながら
給食を食べるために食堂に向かった



すると





目の前がいっきに暗くなった
ほんと、一瞬の出来事だった



「大丈夫?」

私は声が聞こえて、やっと人とぶつかったことを理解した



「大丈夫です」


ただそう言って立ち上がるだけ


それだけなのに顔に熱が集まってくるのがわかる