あの転校生

その時廊下から女子特有のとっても高い歓声が聞こえてきた。とゆうか、あれは奇声だ。

だんだんその声が近づいてくると教室のドアが開いた。

ガラガラガラッ

その男子はスタスタ歩いて私のもう片方の隣の席に座った。そして、私と目が合うと

「こんな子いたっけ…」

後ろの男子に話しかけていた。そうすると後ろの男子は

「さっき来た転校生♪心ちゃんだよん♡」

と、女の子なら瞬殺されそうなくらいのスマイルで答えた。

「ふーん。ねぇ、心ちゃんだっけ?」

いきなり話をふられて少しドキッとした。

「は、はい。なんでしょうか」