スナオじゃないキミ.





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学校祭二日目。本祭。





まだ、少しもやもやしてるけど





忘れて今日はとりあえず楽しもう。




教室につくと、


はやくもメイド服の人がちらほら。




「あ、遥奈おはよ。」



絵麻ばっちりメイド服。



にあってる。



「ほら、遥奈のこれ!」



教室の一角に用意された着替えスペースで


着替える。



やっぱり恥ずかしいなぁ。




「絵麻みたいにスタイルいいといいんだけどなぁ。」




「でも遥奈すんごい似合ってる!可愛い!」





恥ずかしいと思ってのも、



クラス中メイド服だらけになると



あまり抵抗なくなった。




シフトが分けられてて、




わたしのシフトはまだ先だから



メイド服を着替えて、


4人で学校の中を歩くことになった。




何クラスか回ったあと、



絵麻が思い出したように言った。





「あ、そうえば、絵麻蓮さんのクラス行くって

約束してたんだ。」




「じゃあ2年生の階いこっか。」




和くんいるかな、と思ったけど




こんでて絶対見つけれない。



無事蓮さんのクラスにたどり着いたけど、




和くんはいない。






「あ、絵麻ちゃん遥奈ちゃんとお友達!」




「遊びに来ました〜。」




蓮さんともう一人ハンド部の知り合いらしい人と盛り上がってる。





「あれ、遥奈に綾に美織!」



「あ、夏菜子さん。」



話しかけてくれたのは部活の先輩の



夏菜子(かなこ)さん。



すごく可愛くて、気さくで、



みんなから愛されてるタイプ。



「みんな昨日お疲れ様。

めいどさん頑張ってね!」




「ありがとうございます〜。」



いい人だし可愛いし。



うらやましいな。




結局和くんには会えないまま、



シフトの時間になった。




今日は会えないで終わりそう。