スナオじゃないキミ.




―――――



ついにやって来ました!!


待ちに待った学校祭期間!!


楽しみすぎて昨日は寝れなかったくらい。





結局あれ以来和くんから連絡来てないし、


会ってもいない。


けど、準備期間で好きなだけ会える。はず。




係に当たってる人は、




午前中係、午後からクラスの予定。



朝のHRで出席確認して、


あとは各自行動。






企画係は、謎に屋上集合だった。


普段は立ち入り禁止だから、


初めて入る。


ちょっと緊張するなぁ。






少し迷子ったせいか、


屋上に出ると、結構人が集まってた。


多分私、最後から数えた方が早い位。



和くんももういる。




♪〜〜


屋上に鳴り響く通知音。



やばっ、マナーモードにしてなかった。


誰からだろう。


《和くん:また迷子?笑》


うっそ、和くん。


和くんのほうを見ると


こっちをみて悪魔笑いしてる。



《違いますよ!!少し道がわからなかっただけです!》



なんかこの距離でメッセージやり取りすると


少しドキドキする。



《和くん:それって迷子じゃん(笑)》



なんて返信しようか悩んでたら、

全員集まったみたいで、


和くんが話し始めた。





「基本的に、三年生にはクラス優先にしてもらってるので、

暇になったらこっちに来る感じで大丈夫です。

一、二年は先程のチームに別れてるので

そのチームの二年に指示もらって下さい。」



みんなぞろぞろとチームに別れてる。


どこのチームだろう。



「あのぉ〜。」


「なに?」



「私ってどこのチームですか?」



「遥奈は俺と同じチームかなぁ。

今のところ。」


「あ、そうなんですか。」



和くんと同じチームとか、


ありがとう学!校!祭!



ほかの班員が気になるところだ。




「他の人って誰ですか?」



「とりあえず遥奈と俺二人かなあ。」


「あ、そうなんですね。」


二人かあ。


二人。二人......。二人!?


「え、二人ってことは

二人きりってことですか?」


「それ以外なにあります?」



確かに和くんが他の一年の子とチームだったら少し嫌かもしれないけど、


二人だとそれはそれで心臓が絶対持たない。



どうしよう。嬉しいけど辛い。