二人がほんとに来たのは
それからほんの5分後くらい。
和くんも蓮さんも私服で
早くも昇天しかけた。
二人ともとてもおしゃれで
やっぱり都会は違うなあと実感。
私が住んでたのは、
割と街の外れ系で
遊びに行けるところもそんな多くなかったから
男子は特にジャージだった。
だから、すんごい新鮮。
それにしても、私服だと
より一段とかっこいい和くん。
うわあ〜、ほんとにやばい。
直視できない。
ってか、もっとちゃんとした服来てくればよかった。
「絵麻ちゃん達なにみるの?」
「んーと、この老夫婦のラブストーリーが見たいなと思って。」
「渋っ(笑)」
老夫婦のラブストーリーか。
感動しそう。楽しみ。
「蓮さん達なにみるんですか?」
「俺らホラー!」
「これめっちゃグロイらしいですよ。」
「へーきへーき。」
蓮さんと絵麻で盛り上がってる中、
気まずそうに和くんが口を開く。
「俺、血みれないんだけど。」
この言葉に蓮さんは
漫画みたいに口ポカーンってしてて
すこしおもしろかった。
「まじかよ和。一回みてみ?
平気になるから余裕余裕。 」
「いや、ほんとに血無理。」
こないだの行く、行かないみたいに
もめ始めた2人。
