そんなある日のこと。
クラスの出し物を決めることになった。
男子のやる気が異常で、
絶対1位とってやる、っていう勢い。
カフェや焼き鳥など
平凡なものは却下らしい。
難しいな〜。
「ぜってーメイド喫茶だろ!」
「でも女子やる気なかったら即終わりだぞ。」
メイド喫茶なんて絶対やだ。
恥ずかしすぎて多分ずーっと顔真っ赤になる。
「じゃあ男子ホストクラブ風にやればいいじゃん。」
お、綾よく言った。
そうだそうだ。
でもホストクラブやっても絶対客来ないだろうなぁ。
「もう普通でいいと思うの美織だけなの。」
この美織の意見も健輔に即却下されてた。
この学校ので順位決めは、
各学年ずつ、お客さんが入ったクラス順と
それに加え、審査係の得点を合計して
順位がつけられるらしい。
「ちょ〜、横山とかなんかないの?」
確かに絵麻ならおもしろいの考えそう。
みんなの期待が絵麻に集まる。
「えー、絵麻も普通でいいと思うけど。
メイド喫茶で男子も女装か
浴衣きて接客とか?」
浴衣かあ。
メイド喫茶よりは全然いい。
「さっすが横山。
よくない?浴衣。」
このまま浴衣になればいいな。
男子が話し合ってる。
目がキラキラ輝いてる。
なんか嫌な予感。
「決まりました。
本祭は男子も女装してメイド喫茶。
後祭は男女共に浴衣や甚平をきて接客する
ことになりました!」
メイド喫茶かあ。まじかあ。
でも決まったならしょうがないか。
隣で美織が死にそうな顔してる。
「じゃあ、学校祭期間始まったら
細かく決めるんで!」
それでもやっぱり楽しみ。
