「切符買える?」
「あっ、電子に変えました。」
「なんだー、おもしろくないの。」
和さんは気分屋なのかな?
さっきから、
ってか放課後から?
再会してから?
気分の抑揚が激しい(気がする)。
でも今は機嫌よくて良かった。
ホームに行くと、電車は行ったばっかりだった。
「あー、10分くらい待たなきゃだな。」
空いてるイスに二人で座った。
ちょっとした沈黙。
でも不思議と嫌じゃない。
沈黙を破ったのは、意外にも和さんだった。
「なぁ。 」
「はい?」
「さっきの地元の話ってなに?」
「あ、私地方から来たんで多分その話かと...。」
そこから蓮さんに話した程度の地元の話をした。
「じゃあバトンは?」
「バトンは小さい頃から習ってて、
高校こっち来るから辞めたんですけど、
でも、やっぱりバトンやりたいから
チア部に入ったんです。」
「あー、だから学祭...。」
少し機嫌が悪くなって沈黙。
