なんか話すわけでもなく、
ただ屋上の地面に座って
手を重ねてずっと空を見てた。
「そろそろ中入る?」
「はい。」
「教室まで送るよ。」
「でも.....」
「いいからいいから。」
中はやっぱりこんでて、
多分和くんと二人で歩いてるってわかんないと思う。
「遥奈、次なんかあったらすぐ電話して。
超スピードで飛んでく。 」
「わかりましたっ。」
超スピードって可愛いなぁ、ってニヤニヤしちゃう。
「じゃ、また連絡する。」
「はーい。ありがとうございます。 」
教室に入ると絵麻が近づいてくる。
「え、今の和さん?」
「うん。」
「えー!!そんな仲良かったっけ?」
「たまたまそこであったんだ。」
ごめんね絵麻ほんとにごめんね。
「そうなんだ。」
心が痛むなぁ。
それから、また絵麻と食べ物巡りして、
二日目終わり。
早いなぁ。
なんかわかんないけどとても楽しい。
あっというまに二日目終わって、
これから絵麻と健ちゃんと大雅と
遊びに行くのが楽しみ。
屋上のことはやっぱり思い出すけど
なんかされたわけじゃない、って
前向きに考える。
「絵麻、健ちゃん達もういるって。」
「わー、楽しみ。
なんかWデートみたいだね。」
Wデートかぁ。
この四人で遊びに行ったことはよくある。
付き合ってた時期も被ってたりしたから。
嬉しいな楽しいな。
