「颯斗もこのシチュー、いつかお嫁さんに食べさせてあげてね。」 「違うでしょ。俺が作ってもらうんでしょ。しかもお嫁さんって。」 と、突っ込むと、母はケラケラ笑う。 「いつかよ、いつか。」 「まぁ、いつかね。」 「お風呂湧いたみたいだから、入ってね。」 「うん。」