「あ、そうだ。俺、公園でバスケして帰るからこっちから帰るわ。」 そう言い、圭吾と別れる。 普段あまり使わない下校路。 夕焼けに照らされながら1人で河川敷歩くなんて笑えてくるな。 なんて思いながら携帯を手にしながら歩く。 ふと河川敷の坂を見ると、うちの学校の制服を着た女子がヘッドホンをしながら寝転んでいた。