あ、そうだ。クラス...聞くの忘れてた。 その前に学年すらわかんないや。 わ!やばいよ〜。もう6時半じゃん! 夕焼け沈むよ。どうしよう。嫌だ。早く帰らないと。 「先生っ!はい、これ日誌です!」 「っわ!望月⁈」 タタタタタっ 勢いよく階段を駆け下りて下駄箱に行く。 靴を履き替え夕焼けをバックに走り出す。 はやく、急がないと。嫌だ。沈まないで。あともうちょっと。