「もう、からかわないでよ~……」
「はいはい」
「こら~、矢野と桐野。大切な連絡事項なんだからしっかり聞けよー」
2人で盛り上がっていると、担任に注意された。
顔を見合わせてクスクス笑いあった。
キーンコーン―――
「これでHRおわりまーす」
朝のSHRが終わり、私は机の上に古典の用意をする。
「見て、ノートもバッチリ持ってきたよ」
拓磨くんが新品のノートをたくさん見せてくる。
「偉いね拓磨くん」
「でしょ?なんかご褒美でもくれるの?」
「ご褒美?」
うーん、そうだなぁ……。
なにかいいものあるかなぁ?
……あ、そうだ!


