「トーコ先生も来てたんだ!」



トーコ先生も来ていた事にビックリしていると、トーコ先生の隣りにいるのは、なんと星野先生だった。






「ふふ、二人で来たの?」




私が二人を見ると、トーコ先生も星野先生も、なんだか可笑しい。





なんだか“見られて恥ずかしい”そんなところだろうか。





遊園地は、本当に人が多いのにすれ違うなんてすごい偶然だ。





「花菜先生は?」




トーコ先生は、伊吹と来たと思っているらしく、にやついて私を見るも、隣に当人がいないと首を傾げた。





神崎先生と一緒なんだもんなぁ・・・






ガヤガヤと騒がしい園内。





「あれ、二人ともど〜したんですか?」




可愛らしい鈴みたいな声が聞こえてきた。