First Love.


今度は何か決心したような、キリッとした目で私を見ながら言った。

(翼沙…私は翼沙みたいな友達がいて
本当に幸せ者だよ。)

「翼沙、頼っていい?
今まで頼ってなかったのに虫がイイ話だけど。」

「もちろんだよ!
これからは抱え込まないでね?」

すると翼沙は頭をポンポンとしてくれた。

その時の翼沙の笑顔は、とっても優しくてみとれちゃうくらいきれいだった。







翼沙、私はこの日を忘れないよ。

私たちが心からの友達になった日のことを。




恥ずかしくて翼沙に直接言えなかったけど、なんて幸せなんだろうって嬉しすぎて涙出そうだったんだよ?