夢物語



麻耶side


『はぁ…』
「麻耶ちゃん!!」
『へ?』

名前をよんだのは俊也くんだった

『なに?』
「おはよ〜」
『お…おはよぅ…』

存在感があまりない私を見つけて
名前よんでくれた

私は恋に満ちた
恋に落ちるのはまばたきぐらい
一瞬のことだ