母said


今日は奈緒の退院日。
でもなんだか、嫌な予感がする。昨日病院の先生から電話がかかってきた。


(奈緒さんのことでお話があります。明日の午前中お時間ありますか?

娘になにか…?


いまは言えません。出来たらお父さんも一緒に。)



「あなたなにかしら?話って」

「心配しても仕方ないだろう?とにかく聞いてみないと。」


「そうね…」