今回はくじ引き。

自分の運だめしのようにしっかりお祈りして、くじを引いた。

「では、移動してください。」

という先生の合図でみんな一斉に動き出した。

俺は窓側の一番後ろ。

このいいわ風が気持ちいいし、さぼれるし。

すると俺の前にひとりの女が現れた。

そいつが野乃香だった。