友情と恋愛の鎖。

「シロ君、何する?
私、いつも通りのノープランだよ」
と笑いながら言った
「じゃ、何時もみたいに、サイトにセリフでも投稿しますか。
公開録音は恥ずかしいけど」
「そうだね」
とか言いながらも慣れはじめてる私達。
あ、なら告白系のセリフやろうかな……
考えただけで心臓が痛いけど。
「じゃ、やるね!
『ねぇ、私、シロ君のこと好きだよ。
こんな気持ち迷惑かもしれないけど、大好きなんだ。付き合ってください。』
驚いた?名前借りちゃった」
と笑いながら言って誤魔化した。
「驚いたというかなんというか…」
もう、言っちゃおうかな……
うん、言おう。ちゃんと伝えよう。
「シロ君、私ね本当にシロ君のこと好きだよ、大好きなんだ。
シロ君は、私の事好き?」
私は、伝えるのと共に聞いてみた。
好きと返ってきても友達としての好きだという事を覚悟して。
「?好きだよ」
あぁ、やっぱり、これはきっと友達としての好きなんだよね。
なら………………