あの後私は、好きという事を認めさせられた。
この日、レイネと林ちゃんが背中押してくれた事もあって告白することを決めた。

8月の終わり、始業式の日…
私は、今日の放課後の通話で告白することを決めました。
「夕日、今日暇だったら遊ばない?」
と隣のクラスの日奈未ちゃん。
「ごめん!今日、用事あるんだ」
と言ったけど用事という用事ではないけど、私にとっては大事なことでした。

ー放課後ー

家に帰った私は、PCの電源を入れた。
ムードメッセージを〝ただいま〟に変えたたら、レイネや林ちゃん、シロ君から〝おかえり〟というチャットが来た。
シロ君からは〝通話出来る?〟と言うチャットと共に。
私の答えは決まっていました。
〝うん!もちろんなのだ!〟だよ。
ただ、伝えたいけどどうやって伝えよう……
ま、なるようになるよね……
ピコンという音と共に〝かけて平気?〟というチャットが来ていた。
〝うん、大丈夫だよー〟と返して、私達は、通話を始めた。「にゃー!」
いつもの私の通話の始め方。
「にゃーって、可愛いな。」
とか、言いながら笑っている
可愛いなって言われた時にドキッとしたのは、ここだけの話。
「可愛くなーい!」
平然を装うのが結構大変だった。
早くも心臓が爆発しそうです。
あぁ、早く大好きって伝えてしまいたい……
この時の私はこう思いました。