ーコンコンー

「はい」

また、ドアがノックされた。

そこに現れたのは。


「東くん…」

花純がそう言う。

誰?

あ、白虎の幼なじみか。

「洸雅…っ!!!!蓮がっ!!!!」

そう、焦って言う東くん。

白虎が⁉︎どうかしたの⁉︎

「蓮がどうした⁉︎」

慌てる洸雅くん。

「目ェ覚ましたんだよ!」

そう、東くん。


よ、良かったぁ…。

「マジかよ⁉︎」

「マジだよ!」

そう言うと私に歩み寄って来た東くん。

なんだろう?

「…来る?」

「えっ…?」

行ってもいいの?私のせいなのに?