ー未紗仔sideー
あ、れ…。
い、痛くない…?
「……っ」
悲鳴を上げる人。
それはー…
「「「「れ、蓮ーーーーーっ!!」」」」
白虎で。
う、そ…っ⁉︎嘘だ…‼︎イヤだっ‼︎
「い、痛く…ねぇっ…かっ…?」
すごく痛いはずなのに、声を上げる。
「う、うん…っ」
ただ…頷くことしかできない私。
「よ、よかっ…た…」
イヤっ…。やめてっ…。
お願いっ…。“あの人”みたいにならないでー…。
「やだっ…。死んじゃヤダっ…」
そう、声を上げるけど。
ーバタッー
「っ…‼︎」
う、そ…だよね?
私…また守れなかったの…?
涙もすぐ引っ込む。
ケガの痛みなんて、どうってことない。
今、あるのは。
心の痛みと、尋への怒りだけ。
「……アンタは、もう人間じゃない」
あ、れ…。
い、痛くない…?
「……っ」
悲鳴を上げる人。
それはー…
「「「「れ、蓮ーーーーーっ!!」」」」
白虎で。
う、そ…っ⁉︎嘘だ…‼︎イヤだっ‼︎
「い、痛く…ねぇっ…かっ…?」
すごく痛いはずなのに、声を上げる。
「う、うん…っ」
ただ…頷くことしかできない私。
「よ、よかっ…た…」
イヤっ…。やめてっ…。
お願いっ…。“あの人”みたいにならないでー…。
「やだっ…。死んじゃヤダっ…」
そう、声を上げるけど。
ーバタッー
「っ…‼︎」
う、そ…だよね?
私…また守れなかったの…?
涙もすぐ引っ込む。
ケガの痛みなんて、どうってことない。
今、あるのは。
心の痛みと、尋への怒りだけ。
「……アンタは、もう人間じゃない」

