ーボキッバキッボコッー

ナイフを持ってた男を殴る。

ごめんなさい。

でも、あの人を助けるためよ。

そしてー…彼らの元へと行く。

「待って…っ‼︎尋っ‼︎」

もう、肩でしか息ができなさそうな状態の白虎。

っ…。ヤダぁっ…。

「なんだ、神崎か…」

ニヤッと笑う、尋。

「……っ‼︎」

思わず悪寒が走る。

やっぱり…怖い。半年ぶりだから。

でもっ…。

「コイツは…っ、カンケー…ねぇっ…」

「……っ」

もう、なにも言わないで!

それ以上、言葉を発したらー…。