ー蓮sideー
『蓮くん?』
「未紗仔…?」
アイツがここにいるわけねぇのに。
アイツに呼ばれた気がした。
…まだ、やれる。
アイツに告うんだ。
勝って、胸を張って、堂々と。
「アイツは…っ俺が守るっ‼︎」
「ハァ⁉︎あの女はオレがもらうんだよ!」
「ざけんじゃねぇ!」
アイツは物じゃねぇ!
それにらテメェなんかにくれてやる女じゃねぇよ。
あんな、最高にイイ女をお前に渡せっかよ、ハル。
「お前は、未紗仔の見てくれだけしか見てねぇっ‼︎中身も見てやれやっ!」
「蓮、お前も変わったな?あの女に骨抜きにされたか?」
ギャハギャハと笑うハル。
そんなの、とっくにされてる。
ガキん頃からずっと、本当に欲しかったのはー…
「未紗仔だけにきまってんだろ‼︎」
そうだ。
いくら女嫌いで、女遊びをしていても。
ずっとずっと欲しいと。
俺から欲しいと思う女はアイツしかいねぇんだ。
「…この賭けは俺がもらうっ」
ニッと笑い、拳を振り落としたー…。
『蓮くん?』
「未紗仔…?」
アイツがここにいるわけねぇのに。
アイツに呼ばれた気がした。
…まだ、やれる。
アイツに告うんだ。
勝って、胸を張って、堂々と。
「アイツは…っ俺が守るっ‼︎」
「ハァ⁉︎あの女はオレがもらうんだよ!」
「ざけんじゃねぇ!」
アイツは物じゃねぇ!
それにらテメェなんかにくれてやる女じゃねぇよ。
あんな、最高にイイ女をお前に渡せっかよ、ハル。
「お前は、未紗仔の見てくれだけしか見てねぇっ‼︎中身も見てやれやっ!」
「蓮、お前も変わったな?あの女に骨抜きにされたか?」
ギャハギャハと笑うハル。
そんなの、とっくにされてる。
ガキん頃からずっと、本当に欲しかったのはー…
「未紗仔だけにきまってんだろ‼︎」
そうだ。
いくら女嫌いで、女遊びをしていても。
ずっとずっと欲しいと。
俺から欲しいと思う女はアイツしかいねぇんだ。
「…この賭けは俺がもらうっ」
ニッと笑い、拳を振り落としたー…。

