でも…
こんな偶然ってあるの…⁇
この広い沖縄の中で、この島に来て、私とすぐ近くの距離にいるって、凄いことだよね……
泣きそうだよ…
これは、神様が与えてくれた試練なのかな…⁇
ねぇ、祐。
わたしは、あなたにどんな顔をして会えばいいの…⁇
泣いて迷惑をかけるかもしれないよ…⁇
困らせたり、怒らせたり、私のことを嫌いになるかもしれないよ?
なのに、なんで祐はここにいるの⁇
祐は私のこと、嫌いになってないの⁇
ねぇ、私……チョットは期待してもいいかな…⁇
一筋の涙が砂浜に落ちたとき、お母さんに肩を叩かれた。
「無理しないで、ゆっくりでいいから」
その言葉…
今の私に言うのはズルいよ……
一気に溢れ出した涙は、止まることをしらない。
次々に砂浜に落ちてはシミを作っていく。
「祐…会いたいのに…私…っ…どうすれば…いいっ…の⁇」
「マーマ!泣かないで!」
そんな私を小さな手で力いっぱい抱きしめてくれる、咲華と舞音。
子供にまでこんなことされるなんて…
母親失格だよね…
少しして涙もおさまり、私は遊んでる3人の元へ行った。


