いつのまにか寝てしまっていたみたいで、起きると看護婦さんが朝食の用意をしてくれた。
隣には咲華と舞音もいた。
すると、2人同時に泣き始めてしまった。
「3人同時にお目覚めね♪」
そういって笑いながら舞音を私に渡してきた看護婦さん。
看護婦さんは咲華を抱っこしてくれた。
「こうやって、優しくトントンしてあげてね」
言われた通りにすると、舞音は泣き止み、目を開けてキョロキョロ始めた。
「はい、咲華ちゃんお願いね♪」
看護婦さんは、わざと私にあやさせるために何もしていなかったらしい。
咲華はまだ泣いている。
「咲華〜♪」
そう言いながら舞音と同じようにトントンすると、少し泣き声が小さくなった。
でもお腹が空いているのか、完全に泣き止まない。
「お腹空いてるみたいだから、1回おっぱいあげてみようか♪」
「はいっ」