同じ願いで



それからすぐにカレーができて、慎也と食べた。




「慎也、お風呂先に入ってきていいよ」





「は⁇亜子もだろ」




え…⁇




「私も一緒に入るの…⁇」




「おう。お前が先に入ってろ。後から行くから」





そう言われて私は慎也に押されながらお風呂場にやってきた。




お風呂に入ると、すぐに慎也が扉の向こうで服を脱ぎ始めた。




2人でお風呂なんて初めてだから緊張するよ〜…




湯船に浸かって慎也を待っていると、すぐに腰にタオルを巻いて入ってきた。




「慎也が先に体洗っていいよ…」




なんだか緊張して語尾が小さくなってしまった。




「なに、照れてんの⁇」




「あ…当たり前じゃん…」




「ふっ。お前のハダカとかもうたくさん見たよ」




そりゃそうだけどさぁ…



やっぱ、お風呂ってなんか違うよね⁇




ってか、それよりも鼻で笑ったよね⁇




「笑うなぁ〜っ」



そういって慎也に思いきりお湯をかけた。




すると見事にシャンプーの泡が顔にかかってチョット痛そうだった。