火曜日の通学路

今日は火曜日まだまだ学校は続く
はぁ~今日も学校か嫌だな
まぁしょうがないか…
と考えていると
「よっ!」
と言いながら私の隣に並ぶ翼君
「あっおはよ」
と私が言うと
「おはよ!あっ鞄持ってやるよ」
といい私の鞄を持ってくれたやさしいな
「ありがとう!優しいね」
とニコッと笑うと翼君は赤くなって下を向いた
「大丈夫?熱でもあるの?」
「えっ?ああいや大丈夫」
「そう言えば翼君」
「ん?なに」
「翼君って家こっちだっけ?」
「え?あぁいや、その…
友達と登校するはずだったんだけど
友達の家に行ったら風邪
ひいちゃったみたいで…あはは」
「そうなんだ、大変だねその友達」
「本当だよなーあはは」
「でも…ちょっと残念だな」
「?何が」
「もしかして翼君私のために
来てくれたんじゃないかな?って思っちゃって
馬鹿みたいだね私w」
(えっヤベその通りなんだけど…)
「そんなことないよ
そうだ!これから一緒に登校する?」
「本当?やったー」
(俺ちょー嬉しいんだけど表情に出てないかな?)