そしたら先生が
「おい夏川、今は歴史じゃあなくて
数学の授業だぞ」
と言われ私は青い顔で三宮君を見ると
ジェスチャーでごめんと謝られた

先生は
「三宮お前人に教えてやるんだったら
ちゃんとした答えを教えてやれー」
皆はどっと笑った

私は恥ずかしくて
顔を真っ赤にしてうつむいていた
三宮君は皆と一緒に笑っていた

はぁ、私も三宮君見たいに皆と一緒に
普通に笑いあったり、語りあったりしたいな
まぁ、こんな見た目じゃあねぇ~
だって地味一直線って感じじゃん
黒髪ロング(みつあみ)、前髪パッつん
丸眼鏡&オタク
どこの時代の女子だよっ!!!
はぁ…イメチェンしようかな?
でも、元々が地味だからなぁ~(本人の思い込み)
だから万年彼氏できないのかな?
こんな自分とおさらばしたいよぉ~
まぁ、学生の本業は学業だ!
今はまだ大丈夫だ!!
これから頑張れば…
これからってどこからだよ!!
マジどうしようもないよ!
はぁ~恋というものをしてみたいよ私は
あぁ青春を味わって見たいものだよ
まぁそんなことは無理だけど…
てゆうか私地味な友達しかできたことないよ
ちなみに右隣のさっき話しかけてきた子も地味です。
よくその子としゃべっているのでジミーズ
なんかと呼ばれていたりしますw
てか地味な格好をしている私も悪いけどね
この格好しかわからないのだよ
私に私のあう格好を教えてくれよ
てゆうかまた考え事と言う名の現実逃避をしていたよ!
いつの間にかしてるんだよね
いつもは妄想という名の現実逃避だけどねw


キーンコーンカーんコーン

いつの間にか考え事している間に授業
終わってるよ
やったー
お昼♪お昼♪
「葉月ーお昼ご飯一緒に食べよー」
「いいよー!おっまた美紀手作り
いいねですね料理が上手い人は」
「アハハありがとう」
「ごめん今のちょっと皮肉を込めていったんだけど」
「あっそなの?」
(天然かっ!!!)
「まぁ、いいや」
そしたら三宮君が来て
「おっ美紀手作り弁当?卵焼きもらい」
と卵焼きを食べる三宮君
私の卵焼きじゃね~
「うんっ、うまい」モグモグ
「それはよかった三宮君」
「翼」
「え?」
「翼でいい」
「あぁ名前わかった翼君」
「君…まぁ、いいや!」
「まぁ、改めて宜しく美紀」
と手を差し出してくる翼君
「あっ…うん宜しく」
と言うと去っていく翼君
周りの女子達の視線が痛い…