末吉『栗原。これやるよ。』
栗原「え?いいの?」
末吉『うん。俺甘いもの苦手なんだよ(笑)』
すると栗原がはっとして
栗原「あ!ごめん...。前に甘いものダメって言ってたのに…」
末吉『え?言ったっけ?』
栗原「うん!1年のとき隣の席になったときに言ってた。
ごめんね!すぐに思い出せなくて…」
え、あんなさらっと言った一言を覚えてくれてたのか。
あの頃のことを思い出していると、階段の方から足音が聞こえた。
「あー!いた!!柚衣ー!!探したんだよ~?」
栗原を探して走ってきたのは、
隣のクラスの"伊藤千晃"
栗原の幼なじみ。
伊藤「あれ?もう終わった?
さっきLINE見て、もうハッピーエンドになったかと思ってお祝いに来たんだけど」
は?ハッピーエンド?
なんだそりゃ
伊藤が栗原に聞くと
栗原「んな…!!///
ちぃーちゃん!まだだったのに…///」
伊藤「え!?ほんと!?ごめん!!(笑)」
え?なに。なんの話してんだ?
