「だってって、何だよ??」
その男は笑って優奈に聞いた
「えっ、何でもないです…」
優奈は顔を赤くして誤魔化した

「あ、なんだ、お前、その制服、
 悠心館の生徒なの??」
なんかいきなり話変わるし、
そう言えば挨拶した時から、
お前って呼ばれるし…と優奈は
心の中で思いながら
「今日、入学式なんです…」
と答えた