海司と一緒に野菜の皮むきをして、手分けして野菜を切った。
知らなかったけど、海司ってすごく器用だ。
お母さんが何でもするから、何も出来ないのかと思いきや、そうでもないんだね。
私はあんまり上手じゃないから、ちょっと恥ずかしくなった。
海司はその他にも、鶏肉、しょうが、にんにく、トマトを上手に切っていた。
しばらくすると、海司が棚からスパイスを出して来た。
「なにこれー?初めて見るー。
ターメリックは聞いたことあるけど。
クミン?ガラム…マサラ?」
「えー?知らねーの?」
「普通、こんなの知らないんじゃないかなあ?」
「へぇー。そういうもんかね」
うー。
なんか私がバカみたいじゃん。
「えっ?ヨーグルトも使うんだ」
「そだよー」
すごいな、海司は。
私、キッチンにいる意味があるのかしら。
海司のテキパキとした仕事ぶりを見ていたら、リビングの扉が開いた。
「ただいまー」
海司のお父さんが帰って来たんだ。
もうそんな遅い時間なのね。
「女の子の靴があるから、誰のかと思ったら、花音ちゃんのだったんだね。
いらっしゃい。
あれ?どうしたの?カレー作ってるの?」
「あ、お邪魔してます。
あの、海司君にカレーの作り方、教わってました」
ぎこちなく挨拶をする海司。
「そうなんだね。
しっかり教わるといいよ。
海司はこう見えて料理がうまいから。
ところで、母さんは?買い物?」
あ…。
そうだ。
おじさんに説明しなくちゃ…。
知らなかったけど、海司ってすごく器用だ。
お母さんが何でもするから、何も出来ないのかと思いきや、そうでもないんだね。
私はあんまり上手じゃないから、ちょっと恥ずかしくなった。
海司はその他にも、鶏肉、しょうが、にんにく、トマトを上手に切っていた。
しばらくすると、海司が棚からスパイスを出して来た。
「なにこれー?初めて見るー。
ターメリックは聞いたことあるけど。
クミン?ガラム…マサラ?」
「えー?知らねーの?」
「普通、こんなの知らないんじゃないかなあ?」
「へぇー。そういうもんかね」
うー。
なんか私がバカみたいじゃん。
「えっ?ヨーグルトも使うんだ」
「そだよー」
すごいな、海司は。
私、キッチンにいる意味があるのかしら。
海司のテキパキとした仕事ぶりを見ていたら、リビングの扉が開いた。
「ただいまー」
海司のお父さんが帰って来たんだ。
もうそんな遅い時間なのね。
「女の子の靴があるから、誰のかと思ったら、花音ちゃんのだったんだね。
いらっしゃい。
あれ?どうしたの?カレー作ってるの?」
「あ、お邪魔してます。
あの、海司君にカレーの作り方、教わってました」
ぎこちなく挨拶をする海司。
「そうなんだね。
しっかり教わるといいよ。
海司はこう見えて料理がうまいから。
ところで、母さんは?買い物?」
あ…。
そうだ。
おじさんに説明しなくちゃ…。



