「えっ?母さんが?」
翌日、私は昨日の薬の事を海司に話した。
「いや、そんな薬俺は一度も見たことはない」
海司は、知らなかったんだ。
「あ、考えられることは一つある」
「え?」
「俺が2ヶ月眠ってただろ?
それが心配でそうなったのかもしれない」
あ、そうか。
そうだよね。
息子が2ヶ月も意識不明じゃ、心労が絶えなかったに違いないもの。
「母さん、大丈夫かな…」
心配そうな顔の海司。
「普段明るいおばさんだけに、ちょっと心配だよね」
ひとりにしておくの、ちょっと心配かも。
「なぁ、花音。
俺の代わりに母さんの事、よく見ていてくれるか?」
「うん、もちろんだよ。学校が終わったらすぐ帰るようにするし」
「悪い。頼むな…」
海司がつらそう。
海司はお母さん思いだからなあ。
翌日、私は昨日の薬の事を海司に話した。
「いや、そんな薬俺は一度も見たことはない」
海司は、知らなかったんだ。
「あ、考えられることは一つある」
「え?」
「俺が2ヶ月眠ってただろ?
それが心配でそうなったのかもしれない」
あ、そうか。
そうだよね。
息子が2ヶ月も意識不明じゃ、心労が絶えなかったに違いないもの。
「母さん、大丈夫かな…」
心配そうな顔の海司。
「普段明るいおばさんだけに、ちょっと心配だよね」
ひとりにしておくの、ちょっと心配かも。
「なぁ、花音。
俺の代わりに母さんの事、よく見ていてくれるか?」
「うん、もちろんだよ。学校が終わったらすぐ帰るようにするし」
「悪い。頼むな…」
海司がつらそう。
海司はお母さん思いだからなあ。



