俺になった花音が登校するようになって、早いもので2ヶ月が過ぎようとしていた。
俺はもう、すっかり違う人になっていた。
中間テストは当然ながら、順位をひどく落とした。
俺が勉強を教えて、赤点だけは取らないように死守したけど……。
それにしても、ダサ過ぎる。
勉強もスポーツも出来ない俺なんて。
しかも、なんか最近ちょっとだけ顔の肉付きが良くなってるし。
顔も変わって来てるような気がする。
はぁー。
なんかもう取り返しのつかないところまで来てる気がするよ…。
「どーしたの?花音。元気ないじゃん」
いつものように俺に声をかける佐久間。
「うん。ちょっとねー…」
「ねぇ、花音」
「んー?」
「最近の立花君ってさ、なんかいいよね」
え……?
俺はもう、すっかり違う人になっていた。
中間テストは当然ながら、順位をひどく落とした。
俺が勉強を教えて、赤点だけは取らないように死守したけど……。
それにしても、ダサ過ぎる。
勉強もスポーツも出来ない俺なんて。
しかも、なんか最近ちょっとだけ顔の肉付きが良くなってるし。
顔も変わって来てるような気がする。
はぁー。
なんかもう取り返しのつかないところまで来てる気がするよ…。
「どーしたの?花音。元気ないじゃん」
いつものように俺に声をかける佐久間。
「うん。ちょっとねー…」
「ねぇ、花音」
「んー?」
「最近の立花君ってさ、なんかいいよね」
え……?



