完璧な女の子が理想だった。
外見が俺好みで、なおかつ性格も良くて。
俺が夢中になれる女の子がいたらいいなって。
花音の言うように、そんな子に出会えるわけないから、すっかりあきらめていたのに。
いつの間にか手に入れていた。
俺の願いは叶ったってことだ。
って、ん?
「えっ。ま、まさか……!」
いや、そんなはずないよな。
そんなことありえない。
でも、もしかしたら…。
「どうしたの?海司」
「んー…実はさ。子供の頃、母さんが言ってたんだ。
夏至の日は、一年の中で一番エネルギーが高いから。
その日に願ったことは、必ず叶えられるって…」
もちろんそんなの、なんの根拠もないし、信じてなかったんだけど。
「夏至って、あの事故に遭った日だね。
あっ!
確か私、その日に海司に質問した気がする。
どんな女の子が理想なの?って…」
「やっぱそうだよな?
俺…あの時花音に聞かれて、いつかそんな人を手に入れたいって強く願ったんだ。
ってことはやっぱ俺達が入れ替わったのって…。
俺が完璧な女を、手に入れるためだったってこと?」
「えぇっ、うそっ!」
だってそれ以外。
俺達が入れ替わった理由って、ある?
外見が俺好みで、なおかつ性格も良くて。
俺が夢中になれる女の子がいたらいいなって。
花音の言うように、そんな子に出会えるわけないから、すっかりあきらめていたのに。
いつの間にか手に入れていた。
俺の願いは叶ったってことだ。
って、ん?
「えっ。ま、まさか……!」
いや、そんなはずないよな。
そんなことありえない。
でも、もしかしたら…。
「どうしたの?海司」
「んー…実はさ。子供の頃、母さんが言ってたんだ。
夏至の日は、一年の中で一番エネルギーが高いから。
その日に願ったことは、必ず叶えられるって…」
もちろんそんなの、なんの根拠もないし、信じてなかったんだけど。
「夏至って、あの事故に遭った日だね。
あっ!
確か私、その日に海司に質問した気がする。
どんな女の子が理想なの?って…」
「やっぱそうだよな?
俺…あの時花音に聞かれて、いつかそんな人を手に入れたいって強く願ったんだ。
ってことはやっぱ俺達が入れ替わったのって…。
俺が完璧な女を、手に入れるためだったってこと?」
「えぇっ、うそっ!」
だってそれ以外。
俺達が入れ替わった理由って、ある?



