「えぇっ?いいの?立花君が寒くない?」
「俺は平気。下に着てるニット、かなりあったかいヤツだから。
あぁ、ついでにこれも貸してやる」
そう言って海司は、自分が身に着けていたスヌードを脱いで。
唯の頭から首へスポッと被せた。
「わ、あったかーい」
「だろ?それ今日はずっと着てろ」
「ありがとう」
唯が嬉しそうに笑う。
私はキュッと自分の手を握りしめた。
「なんか二人、良い雰囲気だね」
恵介君が小声で言った。
「もしかして、付き合うことになったりして?」
恵介君の言葉に、口角を上げた。
そう、だね。
そうなったら。
これからも4人で沢山出かけられて、楽しいかも……。
「俺は平気。下に着てるニット、かなりあったかいヤツだから。
あぁ、ついでにこれも貸してやる」
そう言って海司は、自分が身に着けていたスヌードを脱いで。
唯の頭から首へスポッと被せた。
「わ、あったかーい」
「だろ?それ今日はずっと着てろ」
「ありがとう」
唯が嬉しそうに笑う。
私はキュッと自分の手を握りしめた。
「なんか二人、良い雰囲気だね」
恵介君が小声で言った。
「もしかして、付き合うことになったりして?」
恵介君の言葉に、口角を上げた。
そう、だね。
そうなったら。
これからも4人で沢山出かけられて、楽しいかも……。



