「しょうがねーな」
「ん?」
「付き合ってやるよ。お前が一人前にマネージャーの仕事が出来るようになるまで」
「うそっ、ホント?海司」
「マネージャー補佐か。なんかかっこ悪くてちょっと恥ずかしいけどな。
でも、恵介とお前の役に立てるなら、やる価値はあるだろう」
マネージャーを始めて4ヶ月。
面倒くさいと思うこともあったけど、別にイヤじゃなかった。
「なんか…、海司変わったね」
「え、どこが?」
「なんて言うか、性格が丸くなった」
「丸く?」
「うん。前はちょっとギスギスしてたと思うの。
クラスの女の子達も、海司のこと怖がってたしね。
でも、今は怖くない。むしろ親しみを感じるわよ」
「そう…かな?自分じゃ良くわかんねーけど。
それを言うなら、お前こそ変わったじゃん。
苦手なことにも立ち向かって、努力しようとしてんだから…」
「そうだね。
もしかしたら私達。
入れ替わったことで、お互いに無いものを吸収しちゃったのかもね」
確かにそうかもしれない。
欠けていたところが埋まって、余分なものが落とされたような…。
そんな気分だ。
「ん?」
「付き合ってやるよ。お前が一人前にマネージャーの仕事が出来るようになるまで」
「うそっ、ホント?海司」
「マネージャー補佐か。なんかかっこ悪くてちょっと恥ずかしいけどな。
でも、恵介とお前の役に立てるなら、やる価値はあるだろう」
マネージャーを始めて4ヶ月。
面倒くさいと思うこともあったけど、別にイヤじゃなかった。
「なんか…、海司変わったね」
「え、どこが?」
「なんて言うか、性格が丸くなった」
「丸く?」
「うん。前はちょっとギスギスしてたと思うの。
クラスの女の子達も、海司のこと怖がってたしね。
でも、今は怖くない。むしろ親しみを感じるわよ」
「そう…かな?自分じゃ良くわかんねーけど。
それを言うなら、お前こそ変わったじゃん。
苦手なことにも立ち向かって、努力しようとしてんだから…」
「そうだね。
もしかしたら私達。
入れ替わったことで、お互いに無いものを吸収しちゃったのかもね」
確かにそうかもしれない。
欠けていたところが埋まって、余分なものが落とされたような…。
そんな気分だ。



