「ごめんねぇ…、海司」
パンッと洗濯物の皺を伸ばして、針金ハンガーへとかける。
俺の横で花音も、俺の真似をしながら洗濯物を干していた。
「別にいいよ。
元はと言えば、俺が勝手にマネージャーなんか始めちゃったんだし。
だから、お前のせいじゃない……」
向き不向きなことがあるとしたら。
花音にとって、この仕事は不向きなんじゃないだろうか。
「お前…この仕事がイヤなら、マネージャーを辞めたっていいんだぞ」
「え…?」
「この仕事、見た目よりハードだしな。
お前の頑張りは認めるけど、このままじゃかえって部員に迷惑がかかりそうだ。
だから、辞めたかったら辞めろよ」
ほとんどが雑用で、部員のパシリのマネージャー。
試合の時の交通費だって、マネージャーだけ自腹だし。
誰に評価されるわけでもないし、内申が特に良くなるわけでもない。
こんなこと、続ける意味なんて別にないと思うんだけど…。
パンッと洗濯物の皺を伸ばして、針金ハンガーへとかける。
俺の横で花音も、俺の真似をしながら洗濯物を干していた。
「別にいいよ。
元はと言えば、俺が勝手にマネージャーなんか始めちゃったんだし。
だから、お前のせいじゃない……」
向き不向きなことがあるとしたら。
花音にとって、この仕事は不向きなんじゃないだろうか。
「お前…この仕事がイヤなら、マネージャーを辞めたっていいんだぞ」
「え…?」
「この仕事、見た目よりハードだしな。
お前の頑張りは認めるけど、このままじゃかえって部員に迷惑がかかりそうだ。
だから、辞めたかったら辞めろよ」
ほとんどが雑用で、部員のパシリのマネージャー。
試合の時の交通費だって、マネージャーだけ自腹だし。
誰に評価されるわけでもないし、内申が特に良くなるわけでもない。
こんなこと、続ける意味なんて別にないと思うんだけど…。



