Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記

『私も、昨日からひどい頭痛がするの。
起き上がれないし、吐きそうで……』


ま…じかよ。


なんで、花音まで俺と同じ事になってんの?


『海司…。私、このまま死んじゃうのかな…』


泣きそうな声の花音。


「ちょ、おまっ。何言ってんの?」


『だって、頭が割れそうに痛いの…。鎮痛剤飲んでも全然効かないし…」


そんなに痛いのか?


じゃあ、ホントに俺と同じ症状だな。


「おい、今日姉貴は?」


『美空さんは、もう大学へ行ったよ。
おじさんももう出社したし…』


はぁー。どいつもこいつもアテになんねーな。


「おい、花音。
俺と一緒に病院行くか?

俺もマジやべぇんだ」


『…うん。そうする』


「待ってろ。今からそっちに行く」


そう言って俺は、電話を切った。


出来るだけ頭を動かさないように、ゆっくり起き上がり、クローゼットまでジリジリと歩いた。


適当に服を出し、なんとか着替え、俺の自宅へと向かった。


ピンポーンとインターホンを鳴らす。


頭が痛いせいか、花音はなかなか出て来ない。


開放廊下から吹き上げて来る風で、キンと耳が痛み、倒れそうになる。


思わずしゃがみこんでいたら、ガチャンと家の扉が開いた。