✴︎ユウヒside

かなりカビ臭い匂いがする。
アリサさんはドアのカギを開けてドアを引いた。
ギーッ。古いドアの音がした。
中は真っ暗。
「ごめんなさい!電気付けるの忘れてた!電気付けるから、入って!」
アリサさんはそういうと真っ暗闇の部屋の中に私達を入れると自分も入ってドアを閉めた。
さらに真っ暗になって何も見えなくなった。
「あ!アリサさん怖いよ!真っ暗で…。」
「うわあっ!!ユウヒ!!」
暗闇で突如声がした。アイだ!!何?!
「アイ?!どうしたの?!!」
ワタシが叫ぶと返事がかえってこない。