「いや、プリン!じゃないでしょ。」
私がツッコミを入れる。
彼はそれから辺りを見渡した。
「僕…。何やってた?!」
そして慌てて彼はベッドから出た。
「…寝てた。」
私が言うと彼の顔がこわばっていくのが分かった。
「…バカでしょ。」
私がもう一度言う。
時計は3時半を指している。
「…ねえ、夢宮くん。大丈夫?」
一応尋ねてみる。
「…何が?」
ケロっとして言う。
「…ムカつく。だからプリン食ってやったわ。」
私はプリンがラスくんのものだって今知ったけど言ってやった。