「…違う。」
何が。
彼は何かを考えている。そして決断したかのように顔を上げた。
「……違う。違うよ。わかった。わかったよ。……全部話す。」
「…。」
全部…?
彼はそういうと自分の目に手を伸ばした。
何…?
「…あ、痛え。」
…コンタクト?
彼は慣れていないのかゆっくり目から何かを取り出した。
あ!…これって。
「…俺の目…。」
そう言われて彼の目を見る。
え!!!
彼と目が合う。
彼の目は本当は黒いんだ。
いや。違う…!!
青い。
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